ボディのこと

花粉はシミだけでなく車の塗装もダメにする そんな時はお湯が一番!

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車 花粉 汚れ

春の前のメンテンナンスはお済でしょうか?

春暖かくなるとあの季節ですね。花粉が飛散する時期の到来です。春はスギとヒノキの花粉がメインになりますね。5月になれば稲の花粉も出てきます。秋にもブタクサなどの花粉は飛びますが、その量は比較になりません。

さらに杉と檜の花粉は粒が大きく、車に傷をつけやすいです。
花粉は人にとっても厄介なものですが、車にとっても厄介なものです。
大量に花粉が飛んだ日にはボディがまっ黄色になって、想像しただけでも目がかゆくなります。

もうしょうがない、と諦めて放っておくと大変なことになります。
出来ればこまめに洗車した方が良いですよ。

花粉は車にとってもどんな影響を及ぼすのか、対処法はどんなものがあるのかを紹介します。

花粉が車に付くとどうなるの?

車 花粉 汚れ スギ花粉
車が花粉だらけになっていたら、花粉症の人は近づくのも嫌になってしまいますね。

落とそうと思っても、意外とべったりくっついていて大変な思いをした人も多いはずです。花粉がどうやってくっついてどうなっているかを知ることで、対処の仕方の理解も深まります。

花粉がべっとりつく原因はペクチン

ペクチンパウダー
※ペクチンパウダーの画像です

花粉は他の生物に受粉を手伝ってもらうために付着する必要があります。その粘性を司る物質の一つにペクチンが挙げられ、花粉が濡れると花粉を覆う膜が破けてペクチンが溶けだし他のものにべっとりと付く、ということが起こります。

通常植物の中では、大量に水を含むことができ細胞同士をつなぎ合わせる役目を持っています。また、食品の増粘剤やジャムを作るためのゲル化剤などとしても利用される面もあります。

ペクチンが柔らかくとろとろになるには「熱」「糖分」「酸」が必要です。

今回はジャムを作るわけではないので、糖分と酸は必要ないのですが、「熱」は大変重要な要素になります。覚えておきましょう。

 

花粉がついてすぐは取れやすい

車 花粉 汚れ
ボディについてすぐはペクチンが流出しておららず塗装面にこびりつくことはありませんので、通常の洗車で簡単に落とすことが可能です。

ついてすぐ、と思ってもある程度はこびりついているものもありますので、洗車の際は大量の水でよく洗い流すことが重要です。
こびりついた花粉をそのままにして拭き上げると細かな傷ができてしまいますので注意しましょう。

雨や結露でぬれるとべっとりくっついて次の段階に移ってしまいますよ。

放っておくと花粉が落ちにくい染みになる

車 花粉 汚れ シミ
まず、花粉がボディに付くと引っかかるだけですが、結露や雨などでぬれるとペクチンがしみだしてきて強固にこびりつきます。花粉自体が粘性を持ちますので、細かな埃なども一緒にくっつけ大きな汚れになります。

このまま汚れが大きくなってくると、水分に含まれるミネラルなども集まり頑固な染みが出来上がります。

花粉が塗装を巻き込んででこぼこを作る

花粉は水分を含むと、内部の核を放出するためにペクチンを含む被膜が破れます。その際にペクチンが流出しゲル化して周囲にへばりつきます。

車の塗装面の細かなでこぼこ入り込んだ後に乾燥すると、ペクチンが収縮し塗装面も一緒に引っ張ります。そうするとでこぼこが染みのように見えて、いくら洗車しても落ちない不思議な汚れが出来上がります。

スケールと呼ばれる大きなうろこ状の汚れは研磨して落とすこともありますが、この汚れを研磨しても完全に落とすことのできない厄介なやつなのですが、さらに不思議なことに夏になるときれいさっぱり消えることがあります。
その理由は次の花粉を落とす方法で紹介します。

 

ボディに付いた花粉を落とす方法

洗車 頻度 たっぷりのシャワーで汚れを落とすすすぎ洗い

まず、花粉がついてすぐの粉こなした状態であれば、大量の水で洗い流すことが可能です。その際は良く泡立てた中性の車用シャンプーでボディを泡まみれにして汚れを浮かすようにして洗い流すと良いですよ。

花粉がこびりついてシミのような汚れになりだしたら「熱」です。熱を使って花粉のペクチンを軟らかくし分解することで除去します。

基本的にはシミになる前に洗い流してしまうのが一番ですが、シミになってしまった場合は、熱湯をかけ流して除去する方法が良いです。お湯の温度は80度くらいがちょうどよいです。

しかし、熱湯をかけて洗い流せるほど大量に作るのは難しいですので、マイクロファイバータオルなどを染みの酷い部分に敷いてその上から熱湯をかけます。長い時間熱をかけるのが目的ですが、置きっぱなしにしておくとタオルに花粉が移り、その後車に戻ってしまうことがあります。
そうならないためにも、こまめに熱湯をかけたりタオルを取ったりしましょう。

熱によって花粉が浮かび上がってきますので、熱湯で洗い流してしまいましょう。

 

花粉除去でやってはいけないこと

洗車 頻度 スポンジでシャンプー

水やシャンプーをケチってスポンジで力任せに落とそうとする

花粉は粒子のごみの中では比較的大きな部類に入りますので、ごしごしこすると細かなやすりのようになりボディの塗装に細かい傷をたくさんつけることになります。花粉のシーズンは長いですから、その時は綺麗になっても、次に積もった花粉が細かな傷に入り込みどんどんひどい汚れになってしまいます。

花粉を落とさずコーティングをすること

ゴシゴシこすることで花粉がコーティング層の中に入り込んでしまいますし、汚れが落とせなくなってしまいます。花粉の時期はコーティング作業はお勧めできません。どうしてもやるならば、しっかり花粉を落として花粉の舞い散らない車庫などのスペースで行うと良いでしょう。

熱が良いからと言ってヒートガンなど超高熱になるものを使う

たしかに熱でペクチンは除去可能になりますが、ヒートガンは500度以上出るものがあり、それで花粉汚れを落とそうと思うと塗装にダメージを与えることになりますし最悪樹脂パーツが溶けてしまいます。

 

花粉汚れを落とすことのまとめ

車 花粉 汚れ 洗車
日本の春はどうしても花粉を避けて通ることはできません。車庫や屋根付きのカーポートがあれば花粉の付着量はだいぶ違いますが、それでも運転すればついてしまいます。ちなみに、車庫やカーポートのない方は脱着の手間はありますが車シートなども有効です。

また、ガラスコートなどの汚れを落としやすくする施行は花粉に対してはあまり効果がないようです。特に撥水系の施工をしている場合は水滴が花粉を集めて固めミネラル分と一緒に強力なイオンデポジットをを作ってしまうこともありますので注意しましょう。

やはり一番良いのはこまめな洗車です。花粉がこびりつく前に落とすのが良いです。

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