運転のこと

車酔いの原因と対策 気持ち悪い時におすすめのツボも紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
★メモ代わりにSNSでシェアすると便利です★
facebookでシェアする はてなブックマーク LINEでお知らせする
車酔いで目が回る

こんにちは、スバルショップ香取です。
 
行楽シーズンは子供を連れて家族でのお出かけする多くなりますよね。
 
 
コロナ禍にあっては公共の乗り物はちょっと使いづらいから自家用車でお出かけ、という人も多いと思います。
 
でも、車酔いをしやすい人にとってはクルマでの移動は不安が多いですよね。

 
電車やバス、船、飛行機、遊園地のジェットコースターなど遊具の乗り物酔いや車酔いにはさまざまな対策法があるので、ドライブの前にしっかりと対策をすれば完全に防ぐことはできませんがかなり軽減できます。
 
それこそ酔い止め事前に飲むのは超有効です(←実体験)。
 
 
そこで乗り物酔い・車酔いの原因から対策法などについて紹介します。
 

車酔いをする仕組みとは

車酔いで目が回る

車や乗り物に乗っていると、自分の体は動いていないのに景色だけがどんどん変わり遠心力や振動など体に伝わる情報と視覚や聴覚から入ると情報にズレが生じ、脳が混乱してしまいます。
 
脳が混乱したことにより「不快感・ストレス」を感知し、嘔吐中枢を刺激し嘔吐につながります。そして、自律神経が乱れ吐き気や頭痛などの不快な症状も引き起こします。
 
 
嘔吐は以下のようなメカニズムで起こります。
 
嘔吐中枢が刺激されると食道と胃の境目の噴門部が弛緩し、胃の出口である幽門部が閉められます。
 
そして、胃から食道、口へものを輸送しようとする筋肉の動き:逆蠕動が始まり、さらに横隔膜や腹筋の収縮も起こり胃の内容物が押し出されます。
 
胃酸も混ざるので強い不快感もあります。
 

1回の嘔吐が引き金になって、精神的に参ってしまいストレスを感じずっと気持ち悪いのが続き嘔吐が続いてしまうのも乗り物酔いの特徴です。

乗り物酔いの引き金となるのは、内耳(耳の奥)にある三半規管に溜まっているリンパ液が体の傾きを察知し常に平衡感覚を保とうとしている器官の仕組みにあります。
 
 
乗り物の振動や遠心力で半規管内のリンパ液はその都度動き、目の前の景色がどんどん変わりますので体が動いているものと認識しますが実際は動いていない。
 
脳は視覚や聴覚、筋肉など体のあらゆる器官の情報をキャッチし、バランスを保とうとしますが、体は動いていないのに景色だけがどんどん変わると平衡感覚の情報にズレが生じ、脳が混乱してしまいます。
 
 
結果、ストレスとなり嘔吐中枢を刺激するようなヒスタミンを放出し不快な症状が現れるようになります。

また、乗り物酔いの原因は揺れだけではなく、車内の匂いを不快に感じてしまう場合は、その匂いが自律神経へのストレスとなるのが原因で車酔いがひどくなることがあります。
 

乗り物酔い・車酔いを誘発する原因

車 やってはいけない事

では、車酔いを引きを越しやすくする状況や状態はどのようなものがあるでしょうか?
 
主なものは6種類です。
 
 
事前にお出かけのスケジュールが分かっているときは以下のような状態にならないよう調整しましょう。
 

空腹状態や満腹状態である

車を乗るときに満腹だったりお腹が空き過ぎていたりすると酔いをしやすくなります。
 
胃の中が満タンであればそれだけ出てきやすくなりますし、からっぽであれば胃酸が分泌されたりストレスを感じやすくなります。
 
 
また、車の振動などで胃腸も常に振動することになるので気分が悪くなりやすいです。
 

体調が悪い

風邪をひいている、過労や睡眠不足など、体調が悪いときは自律神経がすでに乱れており、乗り物酔い・車酔いを起こしやすくなります。
 
鼻詰まりや咳などの症状は嘔吐を引き起こす動きになるため特に注意が必要です。
 

車内で本を読んだりゲームをしたりする

車酔いしやすい人が絶対にやってはいけないことの代表格です。
 
ただでさえ感覚がみだれているのに視覚を本や画面に集中させると目が回りやすくなりますし、頭がうつむき加減になり揺さぶられやすくなりますので気持ち悪くなりやすいです。
 
普段車酔いしにくい人でもスマホのゲームをやっているとすぐに気持ち悪くなりますので、遊びたい気持ちはわかりますが我慢しましょう。
 

荒い運転

急発進・急停止・急加速に急カーブ。「急」の付く運転はろくなことがありません
 
不自然な遠心力や慣性、揺れなどを感じると強いストレスになりますし、頭が揺れるので乗り物酔いしやすくなります。
 
 
大勢でのドライブは、車にかかる重量の負荷が普段と変わり、アクセルやブレーキの加減やカーブ時のハンドリングにも影響します。
 
いつも以上に繊細な運転を心がけましょう。
 

シンプルに臭い

車の中の臭いは車酔いしやすい人には敏感に感知します。
 
車酔い・嘔吐は嫌な記憶としてインプットされており、特に記憶はにおいと結びつきが強いので同じ系統の臭いを感じるともうダメです。
 
給油したてのガソリンのきつい臭い、食べ物や汗などの臭い、エアコンがかび臭いなど車内には独特の嫌な臭いが充満しがちです。
 
また、芳香剤の臭いもかなりきつく感じる人も多いので、車内の臭い取りや消臭グッズは無香料のものを選びましょう。
 

心理的な要因

乗り物酔い・車酔いはとても苦痛で嫌な記憶として定着しやすいです。
 
特に子供の頃はそうした記憶はより大きく感じて記憶されます。
 
  
一度酷い車酔いを経験するとトラウマになることが多いです。
 
そのため、乗り物酔いしがちな人は車に乗ると「また酔って気持ち悪くなってしまうのではないか」と不安に感じます。
 
こうした不安感がストレスとなり嘔吐中枢を刺激する結果となるのです。
 

乗り物酔いになった時の主な症状と段階

乗り物酔いになると、吐き気や嘔吐、冷や汗、頭痛、顔面蒼白、動悸頭痛などの症状が出てきます。
 
 
回復までの時間は乗り物酔いの程度と本人の体調や心の状態によりますが、基本的には乗り物から降りて安静にしていればよくなってきます。
 

乗り物酔いは4つの段階に分かれ、初期症状のうちに軽い休憩を取ればすぐに治ることも多いです。
 
第一段階 めまいや生あくび、生唾が出る

第二段階 動機や頭痛、体のしびれ、顔面蒼白、冷や汗、胃の不快感

第3段階 強烈な吐き気、嘔吐。

第4段階 嘔吐による脱水症状に陥り、危険な状態になる
 
嘔吐が続くと食道を傷つけてしまい血が混ざることもあります。乗り物酔いをしているのに気が付いたらなるべく早く休憩をとりましょう。

車酔いをしたときの対策

車で家族とお出かけ 子供 退屈

持ち悪いのが続いて嘔吐までしてしまうとその後のドライブは非常につらいものになります。
 
出来るだけ早めに対処してあげたいですよね。
 
車酔いした時の対処法をいくつかまとめましたのでご覧ください。
 

車から降りて安静にする

車酔いの原因となる運転中の車から降りて安静にするのが一番です。
 
目が回っている状態にも似ていますので、一旦三半規管のリンパ液の揺れを止めて脳をリセットさせてあげることが大事です。
 
 
気持ちが悪いと起きているのもしんどい時もありますので、できれば横になれるところが望ましいです。
 
サービスエリアやパーキングエリアは長いベンチなどがありますから横になって一休みしましょう。
 
外に出るのが難しいときは車を止めて換気を良くして、シートを倒して横になるのも効果的です。
 

遠くの景色を見る

すぐには車を止めて休憩出来ないときの対処法の1つです。
 
 
近くの景色は目まぐるしく変わって脳への刺激となり車酔いの原因になります。
 
あまり動かない遠くの景色を見ることで、気分転換になるのと視線があまり動かず目が回るのを抑えることができます。
 

楽な姿勢になる

すぐには車を止めて休憩出来ないときの対処法の1つと休憩中のポイントでもあります。
 
衣服で締め付けがあると不快感につながり気持ちが悪くなりやすいです。
 
靴を脱いだり、ベルトを緩めたり、ボタンをはずしたりして締め付けを緩めてあげましょう。
 
 
また、シートを倒して休めるような体制にしてあげることも大事です。
 
心理的なストレスも車酔いの原因になりますので、リラックスする姿勢になることも回復の一つの手段です。
 

車酔いに効果的なツボを押す

自律神経を整えるツボが有効と言われています。ツボの場所は人によって微妙に異なりますので、刺激してみてください。

車酔いに効果的なツボ

内関(ないかん):手首を曲げた時にできる深いしわから指三本分肘へ向かった腱のあるところ。腱は力いっぱいグーをしたときに盛り上がってくる線のあたりです。
 
外関(がいかん):内観の反対側にあります。親指と人差し指で挟むと2つ同時に刺激できるのでより効果的です。
 
手心(しゅしん):手のひら側で、親指の付け根の深いしわの人差し指側の始まりの地点から真横に伸ばした線と、中指から真下におろした線の交点にあります。近くには胃の働きを整える労宮(ろうきゅう)というツボもありますので周辺をもむと良いです。
 
合谷(ごうこく):手の甲側で、親指と人差し指の骨が交差する場所。押すと鈍痛が走りやすいです。
 
神門(しんもん):手首のしわ上にある小指側の腱の内側です。骨と腱で囲まれていて少しくぼんでいます。 軽く圧迫する感じで刺激すれば大丈夫です。
 

このあたり手にあるツボが押しやすくておすすめです。
 
足にある築賓(ちくひん)や耳の後ろにある翳風(えいふう)などは頭が大きく動くので気持ち悪いときに無理に押そうとすると逆効果になるかもしれませんので、あまり動かずに押せる手のツボが良いと思います。
 

酔い止めを飲む

気持ちの悪さなどは大脳から嘔吐中枢にヒスタミンが分泌されることで引き起るとされています。
 
市販の酔い止めのほとんどはこのヒスタミンを抑える効果のあるものなので、車酔いをしてからでもある程度効果が期待できます。
 
また、薬を飲んだという安心感も大事で、プラシーボ効果(偽薬効果)で回復するということも良くあります。
 

子どもが乗り物酔いしやすいのはなぜ?

車酔いした女の子

子どもはよく乗り物酔いをしますよね?
 
でも、赤ちゃんの頃は大丈夫だったのに少し大きくなったら急に車酔いし始めませんか?
 
実は脳の発達に関係がありました。
 
 
身体の平衡調節に関係する前庭小脳が発達し始める4歳から12歳にかけては平衡感覚に関する外部からの刺激に過敏に反応するため車の振動や外の目まぐるしく変わる景色に反応して車酔いしやすいとされています。
 
なので、4歳未満の幼児はあまり車酔いしないんですよね。
 
 
これは成長の過程なので、避けては通れませんが、バランス感覚などを養う運動で三半規管は鍛えることができ車酔いしにくい体質にすることも可能です。後述しますのでご覧ください。

子どもが車酔いの症状が出た時は急におとなしくなったり、あまりしゃべらなくなったり、顔色が悪くなったりすることもあるので、表情や様子などに注意が必要です。

 
また、車などの乗り物への乗車経験が少ないため、脳が慣れておらず過敏に反応してしまうことも原因の一つです。
 
さらに、子どもは長時間おとなしくしていることが苦手ことが多いので、うろうろきょろきょろして酔いやすい姿勢になってしまうことも原因になります。
 

車酔いをしにくくするための対策

車 乗車定員 家族

車酔いは視覚と体感覚のずれに脳が過敏に反応して起こります。ずれが少なくなるよう工夫したり、本人がリラックスできることが大事です。

いくつか対策方法がありますので紹介します。

自動車の動きが分かりやすい座席、揺れがのない座席に座る

運転手は車酔いをすることがほとんどないと言われているのは、視覚的情報と三半規管にずれが少ないためです。
 
どのタイミングで揺れたりするかもわかるため無意識のうちに体が準備するので気持ち悪くなりにくいのです。
 
そのため、助手席は運転手と感覚が近くなるため乗り物酔いになりにくいと言われています。電車やバスでも前方が見やすく運転手が見やすい位置に座るのがおすすめです。
 

上述の場所と併せて考えたいのが揺れの少ない座席を選ぶことです。
 
タイヤやエンジンの上などは振動が強く酔いやすいです。
 
車種によって違うので、自家用車の場合はあらかじめ揺れの少ないシートを把握しておくことが大事です。
 
バスなど車体の長いものは中央付近の座席が揺れが少ないとされています。
 

締め付けの強い服装は避ける

タイトな物やタートルネック、首周りのきついもの、ベルト、コルセット、ガードルなどきゅっと締まるような服は避けてゆったりした服装がおすすめです。
 
また、コートやジャケットなどの上着や帽子も酔いやすい人にとってはしんどいので脱いでおいた方が良いです。
 

ベルトやネクタイなどは乗車前に少し緩めておくと効果的です。
 

臭いの強いものは持ち込まない

車酔いしやすい人が同乗するときは、匂いの強い整髪料や香水などは付けていかず、おやつなどもポテトチップスやハンバーガーなどの油のにおいの強いもの、甘ったるい匂いのするものは避けましょう。
 
どうしても匂いがしてしまう時は窓を開けて換気に心がけましょう。
 

事前に酔い止め薬を飲む

これは最も良策だと思います。
 
安心感にも繋がりますし、市販のくするは嘔吐の作用を元からストップしてくれるのでかなり効果が期待できます。
 
ドライブの30分から1時間前に服用しておきましょう。
 

実は三半規管は鍛えられる!乗り物酔いをしにくくなろう

車 子供 お出かけ

要するに慣れなので、三半規管を視覚と感覚のずれに強くなってもらう運動を紹介します。
 
周りに人や物がなく、転んでもケガをしないように気を付けて行いましょう。
 
また、子どもが一人で行うと危ないので保護者の方が必ず監督しましょう
 
大人は周囲に気を付けて自己責任でトレーニングしてくださいね。

後ろ向きに歩く
片足バランス
目をつぶって歩く
回転いすに乗ってくるくる回る
ブランコに乗る
トランポリンで運動する

慣れないうちは点灯する可能性もあるので、短い距離・短い時間で行いましょう。
 

車酔いの原因と対策のまとめ

みんなで楽しいお出かけ

車酔いは視覚と体感覚のずれで嘔吐中枢が刺激され自律神経が乱れ様々な症状が出て嘔吐に至ります。
 
 
脳が感覚のずれによる不快感を感じないためにも、揺れの少ない位置に座る、締め付けの少ない服を着る、あまり近くを見ない、空腹・満腹状態で車に乗らない、事前に酔い止めを飲むなどの対策をする必要があります。
 

車に酔ってしまったら、できれば速やかに休憩を取って回復しましょう。
 
症状が重くて動くのもつらいときは横になって休んでください。
 
 
少し動ける余裕があるときはストレッチなどするもの効果的です。
 
嘔吐が酷いときは脱水症状になる危険性もあるので、必ず塩分を含む水分を補給しましょう。
 
すぐに休憩出来ない場合は、シートを倒すなどリラックスできる姿勢を取り、自律神経を整える手のツボを刺激すると良いですよ。
 

子どもは特に酔いやすいので、匂いのきついものを車内の乗せるのは避け、「急」のつく運転をしないように心がけましょう。

行楽地へのお出かけが増える時期ですが、家族みんなで楽しい思い出が作れるようにドライブしたいですね。
 
 
今回のブログがお役に立てることを願っています。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。

コメントを残す

*