運転のこと

乗車定員より多く乗っているのって大丈夫?子供の数え方でも間違えると違反になりますよ。

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車 乗車定員 家族

車内広々でゆったり乗れる車種も各メーカーで増えてきていて広々乗れて良いですよね。ですが、いくら広いからと言って乗れるだけのっていいわけではありませんよ。

新しい家族が増えた時、子どもが大きくなった時、車を買い替えることがあると思います。

車買ったはいいけど家族全員乗せられなかった、なんてことがないよう車には何人乗っていいのか、子どもは大人何人分で計算するか知っておきましょう。

乗車定員って?

車 乗車定員 家族

それぞれクルマの種類で一度に乗れる人数が決められ、車検証に記載されている乗車できる員数のことを乗車定員と言います。 乗車定員の算出は、前席はハンドルの端から40cm以上で1人分の幅とし、後席も同様に計算します。

一般的に軽自動車は4人、小型自動車以上は5人、ミニバンは7人の定員を指します。
間違えやすいのが車内の広いミニバンタイプの軽自動車です。室内の幅が1300mm以上あり、後部座席も広いので3人座れるのでは?、と思ってしまいそうですが軽自動車は広さや車種問わず乗車定員4名です。

乗車定員で子どもの数え方
乗車定員 子供 数え方

電車料金やバス料金で子供は大人の半額だから、車でも同じだろうと思っている人が多いですが間違いです。

子供は大人の2/3人分(=子供3人で大人2人)となります。これは道路運送車両法で明確に規定されています。
【道路運送車両法】乗車定員及び最大積載量について
第五十三条
2 前項の乗車定員は、十二歳以上の者の数をもつて表すものとする。この場合において、十二歳以上の者一人は、十二歳未満の小児又は幼児一・五人に相当するものとする。

ここで重要なのは「乗車定員は、十二歳以上の者の数をもつて表す」というところです。12歳未満が子供として換算されます。

0歳でも11歳でも、身長が高くても体重が重くても子供は大人の2/3人分と計算するということです。

両親と今年11歳と5歳と3歳の子供の家族構成で軽自動車に乗っていた場合、

今は大人2人+子供3人(=大人2人分)で軽自動車の乗車定員4人を満たしていますが、

翌年12歳になると大人3人+子供(=大人1.67人分)=大人4.67人分となり

最大乗車定員をオーバーしてしまいます。

こうなると家族全員でお出かけするには軽自動車ではいけなくなってしまいますね。
無理やり乗ってしまってはいけませんよ。

最大乗車定員を超えて乗ったら違反?

車のことを考える女性

違反です。

乗車定員を超えた人数を乗せて走行すると、道路交通法第57条の「定員外乗車違反」になりますので気を付けてください。以下の罰金と違反点数が科せられます。

【道路交通法 第五十七条】
車両(軽車両を除く。以下この項及び第五十八条の二から第五十八条の五までにおいて同じ。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法(以下この条において「積載重量等」という。)の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、第五十五条第一項ただし書の規定により、又は前条第二項の規定による許可を受けて貨物自動車の荷台に乗車させる場合にあつては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。

違反点数:いずれも1点
反則金:原付5000円、普通車・二輪車6000円、大型車7000円

普段自分が運転し慣れた車以外(代車、社用車、レンタカー、知り合いから借りた車など)を運転する際は、乗車定員が違うこともあるので注意しておきましょう。

シートベルトやチャイルドシートが足りない時ってどうすればいいの?

チャイルドシート着用義務

重大な交通事故が増え、運転手や同乗者の命を守るために高速道路と一般道においては後部座席を含めシートベルトの着用が義務づけられ、6歳未満の子供にはチャイルドシートの使用が義務付けられました。

しかし、どちらも1シートに1つしかないので、例えば軽自動車に大人2人、子ども3人が乗った場合1人シートベルトがありません。

この場合は違反になるのでしょうか?

あくまでも法律上の話ですが、違反にはなりません。ただし、安全ではないのでシートベルトやチャイルドシートは使用してください。

下記の道交法では装着するものが足りない場合は、例外として着用義務は免除されます、と記してあります。
長いので読み飛ばし可です。

【道路交通法 第二十六条の三の二 第2項第1号】
一 運転者席以外の座席の数を超える数の者を乗車させるためこれらの者のうちに座席ベルトを装着させることができない者がある場合において、当該座席ベルトを装着させることができない者を運転者席以外の乗車装置(運転者席の横の乗車装置を除く。)に乗車させるとき(法第五十七条第一項本文の規定による乗車人員の制限を超えない場合に限る。)。

【道路交通法 第七十一条の三】
ただし、幼児(適切に座席ベルトを装着させるに足りる座高を有するものを除く。以下この条において同じ。)を当該乗車装置に乗車させるとき、疾病のため座席ベルトを装着させることが療養上適当でない者を当該乗車装置に乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

【道路交通法 第七十一条の3項】
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章 及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

【道路交通法施行令 第二十六条】
ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。
二  運転者席以外の座席の数以上の数の者を乗車させるため乗車させる幼児の数に等しい数の幼児用補助装置のすべてを固定して用いることができない場合において、当該固定して用いることができない幼児用補助装置の数の幼児を乗車させるとき(法第五十七条第一項 本文の規定による乗車人員の制限を超えない場合に限る。)。

となっています。重ねてになりますが、法律上の違反にならないだけで同乗者、特にに子供の安全を確保するためシートベルト着用、チャイルドシートの設置は、最優先すべきだと思います。
シートベルト未着用のリスクについては、警察庁のwebサイトに公開されている「シートベルト着用関連統計」に詳しく書かれています。

シートベルト未着用時の致死率は運転席で43.7%、助手席で20.4%、後部座席で57.1%と、後部座席でのリスクが特に高いという結果になっています。

定員オーバーで事故に遭ったときって保険は効くの?

車 事故 保険 例外
例えば乗車定員4名の軽自動車に5名乗っており事故に遭ってケガをしたときは自動車保険は効くのかということに関して言えば、
効きます。
保険適用の可否は定員オーバーかどうかでは判断が変わることはないとされています。それよりも、正規の乗車装置に乗車しているか、危険な運転はなかったか、が大事になってきます。
例えば荷台部分に乗っていたり、ちゃんとシートに座っておらずステップ部分に寝転がっていたとか、窓から身を乗り出していた、などの通常座席として認められない部分に乗っていた場合は保険対象外になる可能性があります

こういったケースでは定員の範囲内でも保険が利かなくなることがありますので、くれぐれも行わないようにしましょう。

まとめ

停車中の車

乗車定員についての重要なポイントは

  • 乗車定員は車ごとに異なる
  • 子ども1人=大人2/3人
  • 乗車定員を越していても、子どもが大人換算で乗車定員を越さなければ違反ではない

しかし、子どもがいても乗車定員より多く乗る場合、危険が伴うことを認識しておきましょう。

シートベルトやチャイルドシートが装着できない場合、万が一交通事故に遭った場合、致死率は高まります。

違反にならないから全員で乗っても大丈夫、ではなく、家族の安全を守ることを第一に考えて適切な人数で乗りましょう。

 

それが難しい場合は、車の買い替えを検討することをお勧めします。ご自身のライフプランに合わせた自動車購入って結構大事ですよ。

車の買い替えについてはご相談随時承っております。

気軽にご相談くださいね^^

 

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